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『革命のファンファーレ』キングコング西野亮廣さんに“いま、高校生が本当に聞きたいこと”を直撃

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キングコング西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』という本が話題になっていたので、読んでみたらおもしろ過ぎて、目からウロコが何度も落ちた!

高校生みんなにも読んで欲しくて、著書の中で気になった部分をさらに西野さんご本人にchスタッフがお聞きして来ました!

取材:chSTAFF かな(高3)、りゅうや(高3)
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これからの時代の生き方

ファンがいないとヤバい。
“自分”の作り手を増やしてしまえ

 
▶もうすぐ高校を卒業するのですが、これから高校生ブランドがなくなったり、学生ブランドがなくなることにとても不安があります。

西野 それならまず、例えば「高校生ブランドがなくなるから不安」ということを1万人に相談すればいいと思うよ。相談を受けた側は、「こいつをどうにかしよう」と思ってアドバイスをするでしょ? その時点で1万人のファンができる。『革命のファンファーレ』にも書いたんだけど、これまでだったら“情報解禁”みたいな文化があったから、ある程度まで自分たちで作り上げて、世の中に出していたけど、今は悩んでいる段階から晒してしまって、みんなを内側の人にしてしまうんです。相談を受けた人は、ひと言でもアドバイスをした時点でその人のファンになるから、大事なことは、“アドバイスをさせる”ということかな。作り手を増やして1万人や10万人で作っているという状況を作れば、その人たちはふたりの成長がおもしろいから、これからしようとしていることにも関わってくれるよ。これからの時代は、ファンがいないとやっぱりヤバいね。

 

情報の集め方

圧倒的に信じる師匠を持つこと
その人の言うことは完璧にやってみる

 
▶今はネットにも情報があり過ぎて、逆に何を信じていいかわからず、混乱することが多いのですが、この状況って何が足りていないんでしょうか?

西野 信じる人だと思う。圧倒的に、信じる師匠。一度“この人”と思った人、好きな先輩の言うことを信用して完璧にやってみるといいと思うよ。その人は、すべての情報を整理して自分に発信してくれているわけだから。僕にとっては、それはロザンの菅さんだった。10代から20代前半の頃かな、毎日めちゃくちゃスパルタで怖かったけど、1から100、1000まで全部教えてもらったよ。で、その中で自分に合う部分合わない部分が出てくるから、それは後から選んでいくんだけど、最初は信じてその通りやってみる。そうでないと、情報が多過ぎるから、本当、どれが正しいかわからないじゃない。だから、自分が1回信じたら、その人が仕入れている情報は自分も全部仕入れるくらいの気持ちでやっていたかな。

 

信用の作り方

別の軸足を持って
意見を言える環境を作っておくこと

 
▶嘘をつかず、本当のことを言うことが信用に繋がる、という内容に「なるほど!」と思ったのですが、学校の中で自分の思うことをズバズバ言うと、周りとの関係が崩れてしまいそうです。学校環境の中で、信用を作るにはどうすればいいですか?

西野 今は高校生で小さいコミュニティで過ごしていると思うんだけど、それって、大学に入っても一緒で、会社に入っても変わらなくて、結局一生続くの。だから、高校生だからとか関係なく、やっておかなきゃいけないことは、自分の意見を言ってそのコミュニティから外されたとしても、やっていける環境を作っておくこと。自分が「こうしたい」と言って、相手から「それはダメだ」と言われた時に、さらに強く出ようと思ったら、「それなら干されても大丈夫ですよ、自分にはこっちの道がありますから」と言える状況がないと、強くも出られないし、交渉もできないでしょ。

▶でも、学校から外されると、なかなかキビしくないですか!?

西野 だったら、学校行かなきゃいいよ。学校で意見を出して、そこでアウトを出されたら、学校の外にコミュニティを作ってそこで生きていったっていいわけだし。学校は絶対に行かなきゃいけないわけじゃないからね。僕の友だちで小学5年生の中島芭旺(ばお)君は、学校が合わないから、学校に行かずに外にコミュニティを作ってる。彼は“学びたい人から学びたい”という考えで、脳科学のことが気になったら茂木健一郎さんのところに行ったり、首相官邸にも行ったりしているよ。例えば就職して職場が辛かった時には、「このままで何とかしないといけない」と思って逃げ道がなくなってしまうより、違う場所で活動できる場所を持って、その職場を辞められる環境を作ったおいた方がいいと思うしね。

 

人との差のつけ方

自分に極端な環境を与えてやれば
「天才」は後天的に作ることができる

 
▶自分のセールスポイントは、どうやって見つければいいですか?

西野 例えば仕事をしていこうとすれば、なるべく他の人と差をつけて、ぶっちぎらないといけないわけじゃない。できれば“天才”であった方がいいよね。でも今のところ、僕の結論は、天才は先天的なものではなく、後天的に作ることができると思ってる。例えば鳥とかも何かがあって羽根を生やさないといけなかったから羽根を生やしたわけでしょ。つまり、極端な環境が天才を生んでいるの。逆に言うと、同じような環境の中で生まれてきたアイデア・哲学・運動神経は、環境によって支配されているから大した差は生まれないってこと。だから、自分を天才にしようと思ったら、自分に極端な環境を与えてやらないといけない。

▶極端な環境って、例えばどんな感じですか?

西野 例えば、僕、“スナック”を作ったんだけど、まずやったことは、お酒とおつまみを0円にして、お金を取らないということにしたの。でも、それでは店は回らないでしょ? そこで、ファンクラブを作って、ひとり月500円の会費を取ることにしたの。1000人くらい集まったら、回るかなと思って「0円」って言い切っちゃったんだけど、それだと今、800人なので集まるお金が月40万円。でも実際、家賃や人件費、お酒代、おつまみ代がかかってきたら全然足りない。しかも、お酒の席だから、ゲロ吐くやつが出てくるかもしれない。「やべぇ」となって、ファンクラブのメンバーに相談したら、「1ゲロ=罰金10万円」というアイデアが出てきた。本来忌み嫌われるはずのゲロを吐いたヤツがヒーローになるというルール(笑)。世界中探したって、ゲロで回っているお店はないよね。でもこのアイデアは、最初に値段設定を0円にすると決めたから出てきたことで、はじめに食事やお酒の値段でお店を回そうとしていたら、出ていなかった。 “天才”って、そうやって作るの。極端な環境を与えて、それをなんとか打破するために、頭を使って、体を使う。ヒントは、本業でマネタイズしないということかな。

 

大学での学び方

自分に今何が足らないか、
学ぶべきことを明確にしておくこと

 
▶将来は会社を作りたいと思っています。これから大学に進学するのですが、大学で学ぶ時に気をつけた方がいいことはありますか?

西野 僕だったら、もう今日にでもその会社を始めるな。まず、会社を作っちゃう。そうすると、それを運営していくために何が足りないかが必ず見えてくるから、学校で学ぶ前に、自分が何を学ばなくちゃいけないかということを明確にすることができる。別にそこで失敗して借金が出てきても、これをどうやって返そうかなって必死に考えるからね。うん、今ならツイッターで作り方を聞いて、高校生社長をやるね。

 

西野さんの高校時代

小学2年生から芸人になることしか
考えてなかった(笑)

 
▶西野さんはどんな高校生でしたか?

西野 僕は、まず、むっちゃアホ(笑)。本を読めなかったし、文章も書けなかった。でも25歳くらいで、それは治ってすごいスピードで書けるようになったんだけど。僕は田舎の山奥で育ったから、今じゃ絶対にできないだろうけど、高3の時にアロンアルファにハマって、友だちと親指と人差し指をアロンアルファで何秒くっつけられるかということをやったり、カマキリ3匹の背中と背中をくっつけて、どこから攻められても負けない死角無しの最強のカマキリを作って「スゲーッ」って言ったりしてたから、もう、絶望ですよ(笑)。学校が超好きで、毎日学校通って、ちゃんと授業聞いてるのに成績めっちゃ悪い、みたいな。でも周りの友だちは頭が良くて、友だちにはすごく恵まれていましたね。

▶ずっと芸人さんになりたいって思われていたのですか?

西野 うん。小学2年生の時から。みんなみたいに頭良くなかったから、「あっちの道もあるかな」みたいにも考えられなかったのかもしれない。勉強もできなかったし成績も学年で下から5番目くらいだったから、自分がそんなに立派な人になれるとも思わなかったし、自分がギリなれるとしたら、お笑い芸人しかないなと思っていたかな。

▶選んだ道に不安になったりしなかったですか?

西野 ホントね、バカだから、芸人になったら良いことしかないと思ってたから(笑)。高3の12月なんて、吉本に行くっていうこと以外、マジで何も考えてなかった。吉本に行ったらテレビに出られてスターになれて超良いやん、みたいな。

西野亮廣さんから高校生へ
メッセージをいただきました!

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革命のファンファーレ(幻冬舎)

西野亮廣

Akihiro Nishino
お笑いコンビ「キングコング」として活動しながらも、’16年に出版した絵本『えんとつ町のプペル』が33万部を超える大ベストセラーを続け、“現代のお金と広告”について明かした『革命のファンファーレ』も’17年に出版するや瞬く間に13万部を突破するという驚きの記録をたたき出し、各方面から注目を集めている。
オンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所

 
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2016.02.26

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