張り込みをしている私服警官って逆に怪しくないか? 不審者として110番通報されることもあるとか

警察官の仕事とは 警察官のしごとのやりがいや警察官になる方法

シゴトFILES vol.28

警察官

平和な社会になくてはならない
「正義」の存在

私たちの暮らしや町の安全を守る「警察官」。正義感の強い人であれば一度は憧れたことがあるだろう。

テレビ番組の「警察24時」などを観ていると、取り締まりや犯人の追跡、尾行、ガサ入れ、そして逮捕の瞬間など、緊張感のあるその仕事ぶりを見ることができるが、実際の警察にはさまざまな部署や役割がある。

ドラマや映画でも描かれるような強盗や殺人事件を捜査する「刑事警察部門」以外にも、110 番対応やパトロールなど地域に密着して安全を守る「地域警察部門」、スピード違反などを取り締まる「交通部門」、悪徳商法やストーカー被害といった生活に身近な犯罪を取り締まる「生活安全部門」などなど、多くの部門があるのだ。

私なんかは、警察官を見ると別に悪いことなどしていないのにどうも居心地の悪い気分になるというか、後ろめたい気持ちになってしまうのはなぜだろう。警察官という存在における「正義」のイメージの強さが、そういう気持ちにさせるのかもしれない。それだけ警察官は、社会にとって高い信頼を得ている職業なのだ。

事故や事件が起きたときには体を張って市民を助ける義務があり、また凶悪な犯罪者と対峙する危険もある。プレッシャーの大きい職業でありながら、人助けをすることで周囲の人々から深く感謝されることも多いとてもやりがいのある仕事である。

採用試験はさまざまな
学歴で受験できる

地方公務員である都道道府県警察になる場合は、各所の警察本部で行われる警察官採用試験に合格し採用されることが必須。

採用試験は、高卒・短大卒・大卒の区分に分かれているので、自分の学歴に合わせて受験できる。また、応募資格として身長などの条件もある。

採用後は、警察学校での研修などを経て、交番勤務からスタート。経験を積んで上の階級へと進んでいく。適正や実力が認められれば、刑事事件を担当する憧れの「刑事」にもなれる。

ちなみに、国家公務員である「警察庁」や皇族の護衛、皇居などの警備をする「皇宮警察本部」への就職には、それぞれ難易度の高い国家試験をクリアしなければならない。

警察官は
完全実力主義の世界

警察官は、実績によって階級が上がるシステムになっている。巡査からはじまり、警部や警視、警視総監などの階級はドラマなどでもよく聞く。ちなみに、連載40周年をもって最近完結した有名な派出所マンガの主人公は、その型破りな行動が災いしてほとんど昇格せずに「巡査長」のままであった。

本来は実力主義であり、同期であっても努力次第で昇任スピードに差が出る。さらに長く働き続ければキャリアアップも目指せるのだ。

警察官になるには?

高校・短大・大学卒業後に、各都道府県単位で行われる警察官採用試験に合格することが必須。合格後は警察学校で研修し、各部署に配属される。

こんな人が向いている!

強い正義感と組織での活動に必要な協調性。そして、犯罪の最前線に立つための強靭な心と身体をつくるために、日々努力を惜しまない姿勢が必要だ。

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