この夏、必見の映画『君の膵臓をたべたい』W主演:浜辺美波さん&北村匠海さんインタビュー

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この夏、話題の映画『君の膵臓をたべたい』。

重い膵臓の病と闘うヒロインの山内桜良を演じる浜辺美波さん、桜良の病気を唯一知るクラスメイトの【僕】を演じる北村匠海さんにchスタッフがインタビューしました!

映画『君の膵臓をたべたい』浜辺美波&北村匠海のサプライズ登場で石狩南高校が歓喜雀躍

2017.07.14

君の膵臓をたべたい

浜辺美波&北村匠海

君の膵臓をたべたい,浜辺美波,北村匠海,インタビュー,ch FILES
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— おふたりが初めてこの作品を観た時、どのように思われましたか?

北村 原作を読んだ時も、撮影中に脚本を読んだ時も、本当に素敵な映画になるだろうなと思っていました。実際に完成した映画を観た時もやはり同じように感じましたし、自分が出演した映画でこんなに泣いたのは初めてだったので、この作品に出会えて本当によかったです。

浜辺 私はもともと本屋さんで作品名を拝見していたのですが、本当に忘れられないタイトルだなと思いました。
映画の美しい映像と衝撃的な作品タイトルの言葉がとてもアンバランスで、それがこの作品の1つの魅力なのかなと思いました。内容を読ませていただき、この作品に携わることができて本当に嬉しいと感じました。

— 夜の病室で桜良ちゃんが生きることについて語ったシーンがとても印象に残っています。おふたりが映画の中でグッと胸にきたセリフやシーンはありますか?

北村 桜良のセリフは胸にくるものが多いです。桜良のキャラクターはどこか天真爛漫なのですが、自分の死としっかりと向き合っていて、すごく大人な方だなと思いました。桜良の「偶然や運命じゃなく自分の選択で出会っている」というセリフも、僕は小学校3年生からこの業界にいて、「辞めない」という選択をしていたからこそ、今ここで取材を受けていると考えると、すごく考えさせられる映画だと思いましたね。

浜辺 私は、桜良ちゃんの「桜は散ったフリをして咲き続けているんだ」というセリフが心に残っています。桜良ちゃんはこの言葉を【僕】にすごく伝えたかったんだという気がして、この言葉は映画で初めて描かれた12年後に繋がる1つのセリフだと思いました。

– 北村さんが演じられた【僕】は、不思議でちょっと難しい人だと感じます。北村さんご自身は【僕】をどのような人だと思われましたか?

北村 他人との距離感や壁があり、自分の世界の中で狭く生きている少年だなと思いました。実は自分にも中学生の頃に同じような経験があったんです。中1の時、学園ドラマに出演させていただいていたのですが、撮影が終わり、いざリアルな学生生活に戻ると、周りの子がすごく子どもに見えてしまって。「1人でいた方が楽だな」と思った時もあって、【僕】のひねくれた部分などにとても共感できました。
僕は中2の後半で音楽を始めて、人間的に少し前向きになれたのですが、映画の中で【僕】が桜良と出会って心を開いていく部分は、自分が経験してきた過程を映画の中で描いているような感じがして。共感できる部分が多く演じやすさがある一方で、似過ぎて好きではないという気持ちもありました。でも途中から、すごく大変な病と向き合っている桜良に、当たり前の日常を与えてあげる【僕】という人間がすごく魅力的に思えてきて。そこからどんどん役を好きになることができました。演じるというより、セリフを読んだそのままの、ナチュラルなトーンで喋った、という感じでした。

—桜良の笑顔が明るく可愛らしくて、“笑顔が桜良のトレンドマーク”のように感じました。浜辺さんは「笑顔」について意識されたことはありますか?

浜辺 原作と脚本を読んで「笑顔が印象的な女の子だな」と一番に感じたのと、膵臓の病を抱えていながらも、それを忘れるくらい楽しんで前向きに笑う姿は彼女の大きな魅力の一つだと感じたので、とにかく「笑顔」を大切にしました。その中でも、襲ってくる死や恐怖、孤独感を忘れないように、1つ1つ丁寧にシーンに思いを込めて笑顔を作りたいと思いました。

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-映画撮影後、それぞれ演じられた【僕】と桜良に影響されたことはありますか?

北村 桜が“死ぬまでにやりたいことリスト”をもとに、実際にそれらをやっていくシーンがあります。それを観て「いつ死ぬかわからないのでやりたいことをちゃんとやろう」という気になりましたね。映画の撮影を終えてからは、自分の趣味などをさらに楽しんでやるようになったかな、と思います。

浜辺 私は、日記ってすごく良いなと感じました。何かあった時にお手紙で大切な人に思いを残すことも、すごく素敵な方法だと思うのですが、日記があるともうちょっと身近に思いが届くと思ったんです。素敵なものだと感じました。

-映画ではとても綺麗な景色がたくさんあり印象的でした。おふたりが映画の中で、一番好きな景色はどこですか?

北村 映画は基本的には滋賀県で撮影していたのですが、メインビジュアルでも使用されている橋は京都にあるものです。監督がロケーションにとてもこだわられていて、滋賀県から京都まで毎回足を運んで撮影していました。この橋は「出会い橋」という名前で、V字になっています。普段は離れている【僕】と桜良がまた1つになって前に進む、という2人の関係性を橋が表しているような気がして。春には「桜」も咲くこの橋が、僕のすごく好きな場所です。

浜辺:私は学校の屋上です。撮影場所となった屋上は柵などがなく開放感があって、学校にあったら素敵だなと思いました。

-「ch FILES」を読んでいる高校生に向けてメッセージをお願いします。

北村 高校生が主人公の「キミスイ」を観て、高校時代をもっと大事にすればよかったなという思いがあって。学生時代は人生80年としたら10数年しかないですよね。この映画のテーマは「生きていること」なのですが、とにかく今という時間を無駄にしないでほしい、今だからこそ楽しめることを楽しんでもらいたい、という思いを、この映画から感じていただけたら嬉しいです。

浜辺 一緒に観る人と仲が深まるような、本当に心が暖かくなる映画です。高校生の夏休みは部活動や勉強など忙しいと思うのですが、その合間の時間に大切な人を誘って、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。きっと夏休みの素敵な思い出の一つになる作品だと思います。

映画『君の膵臓をたべたい』浜辺美波&北村匠海のサプライズ登場で石狩南高校が歓喜雀躍

2017.07.14

君の膵臓をたべたい

  • 原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
  • 監督:月川 翔
  • 出演:浜辺美波 北村匠海 大友花恋 矢本悠馬 桜田通 森下大地/上地雄輔 北川景子/小栗旬
  • 主題歌:Mr.children「himawari」(TOY’S FACTORY)
  • 配給:東宝

STORY 高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく―。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた―。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人―。

7.28(金)全国公開

OFFICIAL WEBSITE

©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©住野よる/双葉社/p>

取材を終えて

映画の裏側の北村さんと浜辺さんの心情なども聴けたことでより映画の理解も深まりました。違う観点からもう一度映画を観たいです!(ゆーか 高3)

原作を読んで号泣した私ですが、映画も本当に号泣しました…。桜良ちゃんの笑顔、【僕】が桜良ちゃんに変えられていく様子などなど…本当に素敵な映画でした。大切な人ともう一度映画を観たいと思います。(まみぃ 高2)

【僕】についての質問では、北村さんが自分の過去のエピソードも交えて答えてくださり、もう一度映画を観たくなりました! (もえこ 高2)

雰囲気を大切にしながら、一つ一つの質問に答えてくださった北村さん。質問が終わるたびに素敵な声で「ありがとうございます」と言ってくださった浜辺さん。私たちの質問に丁寧に答えていただけて、すごく嬉しかったです!(マカロン 高3)

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2016.02.26
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