離陸前、救命胴衣の説明で息をフーって吹き込む美人CAさんのしぐさって萌えるよね?

シゴトFILES vol.22

キャビンアテンダント

フィールドは空。
華やかさとタフさを
兼ね備えた接客のプロ

キャビンアテンダント(客室乗務員、CA)と言えば、世間的なイメージは「容姿端麗」である。

実際に飛行機に乗っていても、CAの方々は全員ことごとく美人・イケメンに見える。「結局、世の中は顔がすべてかよ!」と言いたい気持ちもよくわかるが、キレイなんだからしょうがない。しかしそれには理由がある。

CAは、ひとつひとつの所作が洗練されており、さらに笑顔が自然。常に見られている職業という緊張感がそうさせるのかもしれないが、とにかく立ち振る舞いが美しいのである。

そう。決して容姿だけの美しさではなく、総合的な人間としての美しさがCAの魅力なのだ。

飛行機での接客サービスだけではなく、搭乗ゲートから飛行機内への乗客案内、機内アナウンスや機内食の用意、緊急時の避難誘導など、機内の一般業務全般をこなすCA。

大型旅客機の場合は、一度のフライトで数百人が搭乗するので、乗客の様子に気を配りながら、さまざまな問い合わせやリクエストに応えていかなければならない。

必要なのは、国籍を問わず対応できる接客能力、緊急時に適切に対応できる判断力、そして不規則な勤務時間にも耐えられる体力。その華やかなイメージの陰では、体力面や精神面でのタフさも求められる厳しい仕事なのだ。

容姿だけでなく
総合的な能力が必要

CAになるには、各航空会社の採用試験に合格しなければならない。特別な資格は必要ないが、語学力や学歴など総合的な能力が求められるほか、身体条件や年齢制限もあるので難易度は高い。

学歴は、大学卒、またはCAになるための課程がある短期大学卒・専門学校卒となっていることがほとんど。また容姿についても、顔立ちが整っているかどうか?ということではなく「第一印象の良さ」が重要。明るく健康的で、乗客が声をかけやすい存在であることが、航空会社が求める大きな要素であることは言うまでもない。

もちろん採用された後も、接客やサービスについてはもちろん、機内の安全管理のことなど、専門的な教育や訓練をしっかりと受ける。

責任も大きい
やりがいのある職業

飛行機内における「サービス要員」であり「保安要員」でもあるCAの役割。より良いサービスを提供するために、自分自身を磨き続けていくのはもちろん、予測がしづらい緊急事態にも冷静に対応できるよう、日々の訓練と勉強で自分自身の知識を高めていく必要がある。乗客に満足してもらうことを目的とした接客業であり、人命を預かる責任も伴う、非常にやりがいのある仕事なのだ。

そのぶん、自分自身の成長を、乗客の反応としてダイレクトに感じられることもCAという仕事の大きな魅力。また、フライトではいろいろな場所を訪れるので、その土地の空気を肌で感じることができるのもCAの醍醐味と言えるだろう。

キャビンアテンダントになるには?

大学卒、またはCAになるための課程がある短大や専門学校を卒業し、各航空会社の採用試験を受験するのが一般的。年齢やTOEICのスコアなどの条件もある。

こんな人が向いている!

フライトで各地を飛び回るので、体力と自己管理は重要。また、パイロットや整備士、ほかのCAたちとの協力が大切なのでチームプレーが得意な人にも向いている。

yamaoka
文と絵:デヴォン山岡