「ゲームばかりして!」と怒られないために「ゲームプログラマー」になった人もいる…のか?

プログラマー

シゴトFILES vol.19

ゲームプログラマー

ゲームを「カタチ」にする、
ゲーム開発でもっとも重要な役割

ゲーム好きは、大人になってもゲーム好き。

恋人ができようが、結婚しようが、子どもがいようが、子どもよりもゲームをしている(俺)。

とにかくゲームは楽し過ぎる。楽し過ぎるゆえに、「自分もゲームを作ってみたい!」なんてことを思う人もいるだろう。

「ゲーム制作」。

なんてワクワクするシゴトだろうか。まさにゲーム好きの夢。

現在は、据え置きゲームだけでなく、スマートフォンやタブレットのゲームも普及しているが、どんなゲームにせよ、企画からシナリオ、デザイン、そしてプログラミングまで、多くの行程を経て開発されている。

ゲームプログラマーは、その中でもっとも重要な役割。ゲームクリエイターが考えたシステムと、ゲームデザイナーが考えたキャラクターを、ゲームとして成り立たせるためにプログラムを組んでいく。

プログラムというのは、コンピュータに対する命令の集まりのこと。ゲームプログラマーは、C++やC言語といったプログラミング言語を使ってそれを行うのだ。

キャラクターの動きやシステム構築など、ゲームが意図したとおりに動くようにプログラムをするのはもちろん、プレイヤーにストレスを感じさせないような作りにするのもゲームプログラマーの仕事。

こうして自分がプログラムに関わったゲームが、商品として世の中に出るという達成感はゲーム制作の醍醐味。多くのユーザーに支持され、楽しんでもらえることは大きなやりがいになるだろう。

技術だけでなく
感覚も重要

ゲームプログラマーに必要な資格は特にない。しかし、当然のようにプログラミングの基礎知識は必須である。

大学の情報系学部やプログラミングを学べる専門学校などで、しっかりとスキルを身に付けよう。さらに、技術だけでなく「ゲーム性の理解」も重要だ。

単にプレイヤーのアクションにレスポンスするだけのプログラミングでは面白さは生まれない。アクションゲームや格闘バトル、ロールプレイングゲームなど、さまざまなジャンルにおけるそのジャンルならではのゲーム性を感覚的に踏まえられるよう、常日頃から面白いゲームを研究し、そのゲーム感覚を磨いておくことが大事なのだ。

今後さらに
進化していく業界

変化の激しいゲーム業界では、プログラマーが慢性的な人手不足になっている。

いや、ゲームだけではない。IT業界全体の人材不足により、文部科学省は、2020年から小学校での「プログラミング教育の必修化」を検討すると発表したほどである。

この先ますます高度なスキルが要求されるこの業界。なにより実力勝負の世界なので、年齢が若くてもスキル次第でどんどん出世できる可能性があるのだ。

ゲームプログラマーになるには?

情報系の大学や専門学校でプログラミングの基礎知識を習得しよう。スキルが高ければ、ゲームメーカーやゲーム制作会社への就職も夢じゃない。

こんな人が向いている!

自分自身がゲーム好きでなくては、面白いゲームは作れない。さらに根気強く、妥協しない性格、ものづくりが得意という人にも向いている。

yamaoka
文と絵:デヴォン山岡 
プログラマー