「高校生RAP選手権」ウソから出た準優勝? 注目ラッパー Rude-αさんにインタビュー

Rude-α ch STAFF

いま注目の沖縄出身若手ラッパー、Rude-αさんにchスタッフがインタビュー。

コンピレーションアルバム『I LOVE MC BATTLE』に収録された『19』は、ラップ好きなら必聴!

interview

Rude-α

何度も夢に現れた
8000人の前に立つ景色

―『19』について教えてください。

2016年4月に沖縄から上京して、これから新しいところで頑張っていくぞという思いを込めています。『19』のMVは今までより激しい動きがあったり表情をはっきりつけているので、そういった点を注目してほしいです。

―ラップを始めてから自分は変わったなと思うことはありますか?

人それぞれ座右の銘があると思うんですけど、僕はラップを始める前は「一日一善」でした。始めてからはいろいろなものを見てきて「輪廻転生」に変わりました。ヒップホップは楽しいものだと思われている半面、ストリートカルチャーなので人と人がぶつかることもあります。ラップしている時に目の前でもめごとが起こっているのを見ると「こうやって人は生まれ変わっていくんだな」と思うようになって、考え方が変わりました。

―活動してきたなかで、特に思い出に残るシーンはありますか?

2016年8月の「第10回高校生RAP選手権」に視聴者投票で選んでいただいて、武道館で8000人の前でラップをしたことです。8000人の前で、ふたりが向かい合ってラップをすることってなかなかない経験ですよね。その景色はすごく思い出に残りました。今も夢で大会をやり直してる自分を見るくらいには印象深かったです。

―2014年に初出場で準優勝した「第6回高校生RAP選手権」にはどんな気持ちで臨みましたか?

東京に旅行したいなと思った時にお金が足りなくて親にお金を借りようと思ったのですが、目的もなく旅行に行くと言っても貸してくれないと思い、とっさに「RAP選手権のオーディションを受けに行く」という嘘をつきました(笑)。それで東京に行くことができたんですけど、せっかくお金を出してくれたので本当にオーディションを受け、そこで合格して出場が決まりました。大会当日、僕は無名だったので会場に入っても誰も僕に声をかけず、前回出ていた選手には「一緒に写真撮ってください!」というふうに話しかけてくるような人達もいて、僕は誰にも期待されてない状況でした。そこで自分の中の火がついて、僕のことを見ていない人たちを僕に注目させてやる!という気持ちで大会に臨みました。

―今後の目標を教えてください。

ひとりでも多くの人に自分の音楽を届けられるアーティストになりたいです。CDを手に取ってほしいですし、曲を気に入ってもらえたらもっと聴いてほしいです。

冬でも沖縄は15℃
ヒートテックは3枚重ね着!

―北海道の印象はいかがですか?

初めて北海道に来たのは高校の修学旅行で、自由行動で札幌の大通を回ったんですけど、1月だったので雪がすごいし寒すぎるからカラオケに避難していました(笑)。沖縄の冬って一番寒い時期でも15℃くらいで、それでもヒートテックを3枚重ね着しています。だから冬の北海道はすごく寒くて、北海道の人たちはこの環境で過ごせるんだ!という驚きがありました。あと、あまり雪を見たことがないので、札幌でスキーをしてみたいです。

―Rude-αさんの思う沖縄の魅力を教えてください。

良い意味でも悪い意味でもゆっくりしているところ。都会の人が沖縄に来ると、ここに住みたいって言うんですけど、それはゆっくりとした時間が流れているからだと思います。沖縄の人は焦らなくても大丈夫だよというスローな考え方なので、待ち合わせの時間が8時だったら8時に起きて9時に集合するのが普通なんです。それを沖縄ではウチナータイムと言っています。沖縄は気候も住んでいる人も温かいですし、食べ物もおいしいです。ぜひ遊びに行ってください。

―高校時代はどんな学生でしたか?

先生に怒られている時って絶対に笑っちゃいけない状況だとわかっているのに、つい笑ってしまうよね(笑)。目の前をカマキリが通っただけでも笑ったり、ちょっとしたことですぐ笑っていましたね。高校生活の半分くらいは学校に行ってなかったのですが、悪さをしていたというわけではなく、自分の好きなダンスやラップばかりしていたと思います。それで卒業する1週間前まで単位が足りなくて卒業できなかったんですけど、学校の校庭をバスケ部と一緒に170周走ったことで単位がもらえて卒業できました(笑)

―高校生に戻れるとしたら、どんなことをしたいですか?

少女漫画に出てくるような恋愛をしてみたいです! 好きな人と楽しく談笑したり、昼休みに一緒にお弁当を食べたり。僕の場合、昼休みが始まる前に帰ったり、もしくは朝のうちにお弁当を食べて昼に食べるものがなかったことが多かったです。キュンキュンする青春がしたいですね。

―高校生に向けてメッセージをお願いします。

あまり勉強してなかった俺が言うのも変ですが、勉強頑張ってください(笑)。勉強が必要かどうかは本人が決めることだと思いますが、知らないよりは知ってるほうがいいですし、友だちと割り勘する時に暗算ですぐに計算できるとカッコつくしね。勉強は生きていくうえで必要なことです。

Rude-α

ルードアルファ
沖縄県沖縄市出身。高校1年生からストリートでダンスを始めバトルやイベントに出演。友だちと公園で遊んでいた時、ラッパーのKDTにフリースタイルバトルを仕掛けられたのをきっかけにラップを始める。’14年「BSスカパー! 『BAZOOKA!!!』 第6回高校生RAP選手権」に出場し準優勝を果たす。2016年4月から東京に拠点を移し、全国的な活動をスタートした。


I LOVE MC BATTLE [CD+DVD]
¥2,160(tax in)

取材を終えて

ch STAFF
あやるん 高1
とても気さくに接してくださったので、久しぶりのインタビューでしたがリラックスしてできました。Rude-αさんは自分のスタンスを貫き通していてかっこよかったです。自分なりの生き方などを教えてもらい、私も頑張ろうと思いました。
ch STAFF
萌香 高3
緊張しすぎて笑ってしまったのに、Rude-αさんは優しく対応してくださってとても素敵でした。見た目はクールなイケメンだけどおもしろいというギャップと、ラップがかっこいいところにみなさん惚れてしまうと思います!

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2016.02.26
Rude-α ch STAFF