社長に会いたい|空のエンターテインメントを創出する 国内ドローン事業の第一人者

株式会社Drone Games 黒田潤一社長

日本におけるドローン業界の第一人者であり、ドローンによるエンターテインメントの可能性を追求する、株式会社Drone Gamesの黒田潤一社長。

一体、どうやってそんな未知の事業に足を踏み込んだのですか!?

社長に会いたい|株式会社Drone Games

黒田潤一社長

Q1. どんな会社か教えてください!

ドローンによるエンターテインメントがより身近になることを目指し、三本の柱で事業を行っています。

まず一つ目はドローンを使った撮影。手軽に迫力のある映像が撮れるので、最近はアーティストさんのMVを撮影させていただくこともあります。バラエティ番組「キスマイGAME」で “ドローン VS キスマイでかくれんぼ”という企画もお手伝いさせていただきました。

二つ目は「ドローンレース」などのイベントのプロデュース。

三つ目は、ドローンを取り入れたい企業さんへアドバイスをするコンサルティング業です。

Q2. ドローンにはどんな可能性があるんですか?

今は主に撮影に使われていますが、パソコンに例えるなら、まだ中にワードが入っているだけの状態。これからエクセルが入ったり、パワーポイントが入っていきます。

今後はAmazonが発表しているように商品の宅配にも使われるでしょうし、お買い物帰りに荷物を家まで運んでくれたり、測量や樹木の種を植えるのに使われるなど、より身近に人の手助けをしてくれるようになるでしょう。宅配に関しては、技術的にはもう備わっているので、あとは空域の法律の問題などが解決すれば数年以内に実現する話だと思います。

すでにドローンは電気屋さんなどで売っていますし、Amazonで注文すれば明日届きますよ。今一番世界で売れているドローン(ファントム4)で、18万円ほど。一家に一台ドローンという日が来るのもそう遠くないと思います。

Q3. 起業されたきっかけを教えてください!

もともとは中学生の頃から小学校の体育の先生になろうと思っていたんです。それで大学時代に、教員の採用試験を受ける際の自分のアピールポイントのために、地元の子どもたちに向けたスポーツスクールを立ち上げました。

その時スクールをしていた広場にドローンを飛ばしている人がいて、触らせてもらったらおもしろかったんです。早速購入して、はじめは顧客の保護者の方に喜んでもらうために運動する子どもたちの撮影を始めたのですが、半年くらい経った時に、フランスの森の中で行われたドローンレースの動画をYouTubeで見たらもう夢中になってしまって。そこで日本でも開催すればおもしろいんじゃないかと思って上京して、会社を立ち上げました。

Q4. ドローンレースってどんなものですか?

時速120~130キロで疾走するドローンから映像を飛ばして、それを見ながら操縦するライド体験のようなレースです。コースもさまざま工夫されていて難易度もさまざま。ドバイでは賞金額1億円のレースが行われたり、新しいモータースポーツとして今世界中で流行ってきています。

15年1月に日本で初めてドローンレースを開催した時は、海外のホームページやYouTubeをたくさん調べて、オリジナルのものを作りました。

Q5. 前例のない事業に不安はなかったですか?

新しい事業を立ち上げる時って、まったくゼロの産業に入り込むか、すでに成り立っている業界でニッチな部分に特化するかのどちらかしかありません。

僕の場合は、新しいフィールドだったので、「ドローンのことは黒田に聞けば、何でもわかる」というプランニングをしやすく、今後必ず伸びる市場であるということもあって、あまり不安はありませんでした。もちろん前例がないので、やってみて失敗することもありますが、それも楽しんでいます。

黒田社長に聞く
社長になるために必要な3つのこと

  1. 何でも大きく考える

    せっかく何かを始めるのであれば、モノを大きく考えて行動するのが大切。大きいことをやろうとするといろんな人が力を貸してくれるようになる。

  2. いいなと思ったことはすぐに実行

    やろうと思ったことは、明日に延ばさずに今すぐ行動。もし失敗した時にはダラダラ進まず元に戻ることも大切で、これも実行する力のひとつ。

  3. ずっと続けること

    「継続は力なり」とはよく言われるが、細々と地道に努力を続けていれば、それが半年や1年経った時に、必ず仕事の信用に繋がる。

黒田潤一

Junichi Kuroda
’91年、兵庫県生まれ。25歳。小学校の体育教師を目指し、大阪教育大学へ入学。在学中に立ち上げた子どものためのスポーツスクールがきっかけでドローンと出会い、その魅力に没頭。大学卒業後、日本でまだほとんど知られていなかったドローン事業を展開するため、上京。’14年、一般社団法人日本ドローンレース協会を創設。’15年9月、株式会社Drone Gamesを設立。
http://dronegames.co.jp


取材を終えて

ch STAFF
かな 高2
まるで学校の体育の先生のような、どこか親近感がわく黒田社長。「社長になるために必要な3つのこと」も、ふむふむと頷くことばかり! 継続は力なり!
ch STAFF
るりか 高2
マイナスイメージの報道も多いですが、エンタメ界はもちろん、私たちの周りの生活でも利用が広がりそうです。Myドローンが欲しくなっちゃった!

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2016.02.26
株式会社Drone Games 黒田潤一社長