高校生にコロチキの『さあ』を歌っている人と言われて嬉しい | 椎名慶治さんインタビュー

お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのネタでリバイバルヒットした『さあ』を歌う元SURFACEの椎名慶治さん。

ソロデビュー6周年を迎え最大規模の全国ツアーを控える椎名さんに、ベストアルバム『RABBIT “BEST” MAN』や高校時代のことをch高校生スタッフがインタビューしました。

interview

椎名慶治

椎名慶治と言えば『RABBIT-MAN』
ベストアルバムは名刺代わり

―アルバムについて教えてください。

ソロデビュー5周年企画で僕のソロ名義楽曲の人気投票を行ったのですが、『RABBIT-MAN』という曲が1位を獲得しました。なので僕を代表する『RABBIT-MAN』の間に「BEST(一番)」を入れて、「椎名慶治のベストアルバム」という意味になるようなタイトルをつけました。中身も椎名慶治の音楽がわかりやすい曲を選んでいるので、初めて僕の歌を聴く人も椎名慶治のことがわかる、名刺代わりのようなアルバムになっています。その中でも思い入れが強いのは3曲目の『愛のファイア!』です。SURFACEを解散しソロになってから初めて作った曲なので、新たにホーンミックスをして収録しました。

―高校生にオススメの1曲は?

UNISON SQUARE GARDENの田淵(B.)が作ってくれた曲が4曲目の『人生スパイス-go for broke-』なのですが、この曲はユニゾンが好きな人は「ユニゾンっぽい」、僕のことが好きな人は「椎名慶治っぽい」とどちらにも思える不思議な曲です。

―ソロデビューをしてからこの5年間を振り返ってみていかがですか?

最初のうちはSURFACEの僕と、ソロ名義の僕の違いがわからなくて迷いながらやっていました。でもある時SURFACEはこうでソロ名義はこうだと考えることをやめたら気持ちがすごく楽になりました。そして2015年10月の「キングオブコント2015」で、コロコロチキチキペッパーズがネタで使ったことで、SURFACEの『さあ』がリバイバルヒットしました。僕もマネージャーも番組を見てなかったので、Twitterで「椎名さんの曲を笑いのネタに使って優勝したコンビがいる」というツイートを見ても何のことだろうと思いましたが、すぐにコロチキのネタがYouTubeにアップされたのでそれを見て納得しました。『さあ』は1998年の11月11日にリリースされたシングルで、当時大ヒットしていたアニメ「まもって守護月天!」の主題歌でした。それが17年後にコロチキが卓球のネタで使ったことであたかも“卓球の曲”になっていて、スポーツ番組の卓球コーナーで『さあ』が流れると聞いた時は「卓球の曲じゃないから!」と思いましたね(笑)。でも高校生に僕のことをコロチキの『さあ』を歌っている人と言ってもらえるのは嬉しいです。ぜひカラオケであの振り付けをやりながら歌ってください!

―今後の目標は?

僕のファンは同世代が多いのですが、高校生にやっと知ってもらえるチャンスができたのでこれを機に椎名慶治を若い世代に受け入れてもらえるように、そして若いアーティストに負けない気持ちで音楽を続けて行きたいと思います。

ピコ太郎はお友だち!
大ヒットにお互いびっくり

―Twitterでよくスタバの新作やゲームのことをツイートされる椎名さんは流行に敏感なイメージがあります。

実は流行に疎くて、僕はたまたまスタバとゲームが好きだからこのふたつだけは詳しいんです。他に知っているのは『PPAP』のピコ太郎くらいですね(笑)。ピコ太郎とは仲が良いのでこの前も会って、僕も彼も「こんなに売れるなんて、お互いびっくりだよね」と話しました。

―椎名さんの高校時代について教えてください。

授業中に抜け出す生徒が多かったのか、刑務所みたいにバリケードがある学校でした(笑)。僕は制服を着崩してYシャツの代わりにTシャツやネルシャツを着ていたのですが、先生から気に入られていたので注意されることはあってもお咎めはありませんでした。高3の学園祭の時に友だちのMくんから「椎名くんって歌上手だよね。学園祭で僕が演奏するから一緒にステージに出てくれない?」と言われ、学園祭で歌ったら後輩からすごくモテるようになりました。その演奏を高校の後輩だったSURFACEの元相方・永谷が見ていて、「モテモテの椎名さんとバンドを組んだら僕もモテるかもしれない!」と思ったらしいです。僕の高校では卒業する3年生に向けて後輩が演劇や演奏をする予餞会があったのですが、永谷が卒業する僕とMくんに「予餞会で演奏するので一緒にステージに出てくれませんか」と言ってきました。祝う側に卒業する僕たちが出たらおかしいよと言ったのですが、永谷にどうしてもとお願いされたので歌ったことがきっかけで、後に永谷とSURFACEを組むことになりました。すごくモテたので卒業式は後輩の女の子に服のボタンを全部あげただけでなく、着ていたブレザーやYシャツもあげてしまったので、帰りはコートとTシャツだけで帰った記憶があります(笑)。たぶん、高校生が人生で一番モテた時期だと思います。

―すごいですね! 人気者だった秘訣は何だったんですか?

とにかく明るく、どんな人にも分け隔てなく接していました。この子は好きだから良い顔をしようとか、この人は苦手だからあしらおうとかではなく、みんなと仲良くすることを忘れてはいけないと思います。あとは笑顔も大事。話すことが苦手な子は、鏡の前で笑う練習をしてみるといいと思います。

―高校生に向けてメッセージをお願いします!

高校生は可能性の塊だと思います。ネットが普及してできることがたくさん増えて、高校生がたった6秒の動画で人気になったりYouTuberという職業ができたり、僕たちの時代よりも主役になれるチャンスがすごく転がってるので、そのチャンスを逃がさないでください。流行やおもしろいものを作ることは高校生にはかなわないので、今後の日本をよりおもしろくしてほしいです。

椎名慶治

椎名慶治

Yoshiharu Shiina
SURFACEのボーカルとして’98年にデビュー。親しみやすいメロディーと独特の歌詞、印象的なアレンジが融合したオリジナリティあふれるサウンドが支持を集め、その名を全国に広める。’10年6月に惜しまれながらもSURFACEとしての12年の活動に終止符を打ち、解散後は同年11月にミニアルバム『I』でソロデビュー。


RABBIT “BEST” MAN
¥3,240(tax in)
now on sale

Yoshiharu Shiina LIVE 2017
「RABBIT “6” MAN」

2/25(土)東京・下北沢SHELTER※男性限定
2/26(日)神奈川・F.A.D YOKOHAMA※女性限定
3/4(土)静岡・浜松窓枠 
3/5(日)宮城・仙台MACANA
3/11(土)千葉・柏PALOOZA
3/18(土)大阪・心斎橋JANUS
3/20(月・祝)岡山・MO:GLA
3/25(土)北海道・札幌COLONY
4/1(土)新潟・GOLDEN PIGS RED
4/2(日)福島・郡山Hip Shot Japan
4/8(土)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
4/15(土)福岡・DRUM SON
4/23(日)東京・渋谷CLUB QUATTRO

OFFICIAL WEB

取材を終えて

ch STAFF
かりんりんF
高3
椎名さんはとても明るくおもしろくて、高校時代モテモテだったという理由がわかりました! 写真撮影でコロチキの卓球ネタのポーズも一緒にできて嬉しかったです。人生の指南もしてくださり、いろいろな経験をされた椎名さんの言葉は心に染みました。
ch STAFF
結衣P 高3
「流行に疎い」と椎名さんはおっしゃっていましたがそんなことはなく、世の中の流行りネタを混ぜながらおもしろおかしく話してくださり、とても楽しかったです。受験に向けてエールもいただました!

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