生々しく刺激的な歌詞のクセと素顔とのギャップがすごい…ブレイク必至の“あいみょん”とは

シングル『生きていたんだよな』でメジャーデビューを果たした、あいみょんさん。
話題となっている生々しくストレートな歌詞はどのように生まれるのか…。
ch高校生スタッフが迫りました。

interview

あいみょん

印象的な歌詞と意味深なジャケット
実在のニュースが曲の題材に

―『生きていたんだよな』はどんなテーマで作られましたか?

メジャーデビューをするにあたって、リアルタイムな曲を書いていこうとスタッフさんと話していた時期に実際に観たニュースが題材になっています。そのニュースを観た時は題材にしようと思っていませんでしたが、2日経っても頭からニュースの内容が離れず、自然と曲にしていました。

―ジャケットが斬新ですが、どうしてこのデザインになったのですか?

とんだ林蘭さんという方がデザインをしているのですが、とんだ林さんの作品を見ながらどういうイメージにするか考えていた時にちょうどパンツを穿かせたお花の写真が出てきて、こういうイメージがいいんじゃないかというふうに決まりました。曲の印象が強いので、パンツをなくしてお花だけにしてしまうと少し重たくなってしまうので、見た人がいろいろと考えるような“意味深さ”が出たジャケットになったと思います。


生きていたんだよな

―「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」のOPになっていますが、実際にテレビで曲が流れた時はどうでしたか?

自分の曲がドラマに使われることは人生でないだろうなと思っていたので、「ちゃんと曲が流れるのかな」とか「ドラマの世界観に合うのかな」といろいろ心配でしたが、曲が流れた時は純粋に嬉しかったですし、反響もたくさんいただけて良かったなと思います。

―Twitterと連動したMVはすごいですね!

スタッフさんから話を聞いた時は、すごく良いアイデアだなと思いましたし、今の時代にこんなことができるんだと驚きました。

―SNSを使ったMVがいくつかありますが、あいみょんさんにとってSNSはどんな存在ですか?

一定の距離感は大事にしたいと思っています。情報交換でSNSは欠かせないものですが、拡散しやすくて使い方を間違えると危険なものだとも思います。SNSを居場所にしても良いけど、私はのめり込みすぎず、程良い距離感を大事にしたいです。

あいみょん流楽曲制作
キーポイントは歌詞の1行目

―歌詞はどんな時に浮かびますか?

机に向かって書き始めることはほとんどなくて、いいなと思った情景を見て浮かんできた言葉があれば携帯にメモをします。作詞は歌詞の1行目を大事にしていて、小説の1行目がおもしろいと次の展開が気になって読み進めていくのと同じように、歌詞も出だしがおもしろいと続きをさらに聴きたくなると思っているので、1行目の言葉選びには気を使っています。

―音楽で影響を受けているアーティストはいますか?

お父さんから音楽の影響を受けていたので、お父さんがよく聴いていた浜田省吾さんがすごく好きですし憧れです。浜田省吾さんのような、かっこいい歌詞を書けたら良いなと思っています。

―学生時代について教えてください

明るいけど、小学2年生の頃から勉強が嫌いでした(笑)。中学生になったら陸上部に入って、一生懸命部活に取り組んでいました。音楽は小学6年生からすごく聴き出して、自分でCDを買ったり曲を調べたりしました。音響関係の仕事をしていたお父さんの影響もあると思います。中学生になると、流行りものを知ってることが当り前というわけではないですが、それがきっかけで友だちができていくので、私が中学生の時にすごく流行っていたGreeeeNさんやORANGE RANGEさんのCDは絶対に買っていました。みんなと会話できる存在が音楽でしたね。

―高校卒業後、YouTubeに動画をアップされたきっかけを教えてください。

あの動画は私ではなく友だちがアップしたものなんです。アップすることは聞いていたんですけど、それがいつになるかは知らなくて、気づいたら上がってました。その動画の反響があった時は恥ずかしいなと思っていたのですが、今は「自分の曲を聴いてほしい」という気持ちのほうが強いかもしれません。活動を始めた当初はライブで歌うのも少し恥ずかしいと思っていましたが、シングルの反響をいただいたり、同世代の女の子のファンからメッセージをいただくことが続いていくうちに、自信を持ってライブをしようと思えるようになりました。

―高校時代にやっておけばよかったと思うことはありますか?

他校のプールに忍び込みたかった(笑)。ちょっと悪いことをしてみたかったです。人に迷惑をかけることは絶対ダメだけど、悪さをして先生とかに「やんちゃだな」って言われるのは学生時代だけなので、悪いことはたくさんしたほうがいいと思います。少し手のかかる生徒のほうがかわいがられますしね。もっと青春してみたかったです。

―兵庫県出身のあいみょんさんがオススメする兵庫のスポットを教えてください!

甲子園球場のある西宮が地元で、西宮は関西の住みたい街ランキング1位なんです。兵庫県って意外と広くて、南に行けば都会で北に行けば綺麗な田舎。海では渦潮が観られることもあります。私は阪神淡路大震災があった年に生まれたのですが、震災のモニュメントが街にいくつあるので、そういったものは今の学生のみなさんに知ってほしいです。

今後の目標をお願いします。

音楽に力を入れつつも音楽が全てではないと思うので、こういったインタビューでたくさんの方とお話ができる機会に、いろいろなことを知っていきたいです。

あいみょん

AIMYON
’95年生まれ。兵庫県出身のシンガーソングライター。中学の頃からソングライティングを始め、高校卒業後にYouTubeにアップした動画が一躍話題となる。’15年3月にタワレコ限定シングル『貴方解剖純愛歌~死ね~』でインディーズデビュー、’16年11月30日にシングル『生きていたんだよな』でメジャーデビューを果たした。

あいみょんOFFICIALウェブサイト

<ch LIVE 2017 出演決定!>
3/27(月)札幌Sound Lab mole
https://www.ch-files.net/chlive2017

取材を終えて

ch STAFF
かりんりんF
高3
衝撃的な歌詞を書いているけど、お会いしたらごく普通の女の子といった感じで、逆に「あの歌詞を書くために、どんなエネルギーを秘めているんだろう」とさらに気になりました。自分が生まれる前の世代の曲が好きというちょっとした共通点もあって嬉しかったです。
ch STAFF
かほ 高2
曲を聴いて、「寡黙でクールな方なのかな」と想像していましたが、高校生の頃にもっとイタズラをしておけば良かったとおっしゃるかわいらしい一面もあり、でも自分の芯をしっかり持っているとてもかっこいい方でした!

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