「桜庭 和ファン、北海道民、高校生、音楽好きの人は読まないでください」は反対の意味よ

桜庭和

ch FILES北海道に久しぶりの登場となるシンガーソングライターの桜庭 和さん。

10月29日リリースのコンセプトミニアルバム『5/5…Next Vol.1』について、ch高校生スタッフが教えてもらいました!

インタビュー

桜庭 和

「桜庭 和のファンは聴かないで!」
ミニアルバムに込められた思い

 

―昨年リリースのデビュー10周年記念アルバム『夢バカ』はどんな反応がありましたか?

『夢バカ』はいままでの歩みを表現したアルバムでした。10年間でたくさんのファンと出会ってきましたが、結婚や出産、転勤などで曲が聴けない環境になって離れてしまった人もいると思います。そういった人たちがアルバムを聴いて戻ってきてくれた感じがしました。15曲収録したので制作は大変でしたが、作って良かったと思いますし、自分を褒めてあげたいです(笑)

―『5/5…Next Vol.1』の「桜庭 和が好きなら聴かないでください!」というキャッチコピーが印象的ですが、どういう意味なんですか?

ファンの方は聴かないでほしい!ということではなく、「桜庭 和の名前は知っているけどいままで聴いたことがなかった方に聴いていただきたい」という意味が込められています。

―曲作りはどのように進めて行きましたか?

今回、僕が尊敬する5人の先輩アーティストさんや作家さんに楽曲提供をお願いしたのですが、5人にはアルバムのイメージや制作していただく曲のジャンルをお伝えしたぐらいでした。自分で作詞作曲してきましたが、他の方が作ってくださった曲を歌うので、ファンの方にいままでの「桜庭 和」との変化を受け入れていただけるだろうかという不安がありました。その僕の思いを5人は理解してくださって、僕の代表曲となるような素晴らしい曲を作ってくださいました。他の方が作ったメロディや歌詞ですが、僕の色もしっかりと出ていると思います。

―高校生におすすめの曲を教えてください。

全体的にアダルトなテイストなので、早く大人になりたい人は全曲聴いていただきたいです。前作の『夢バカ』は夢や希望がメインでしたが、今回は恋の曲が多いので、恋をしたい人やしている人にもおすすめです。
 

還暦を迎えても白髪になっても
ずっと歌い続けていく

 
―12月に行われるコンサートはどんなものにしたいですか?

コンサートのタイトルは今回のアルバムに入っている『ホタル』からきています。それぞれの季節には綺麗なものがあって、春は桜、夏は蛍、秋は紅葉、冬は雪と、どれもキラキラしていると思うので、僕もお客さんも一緒にキラキラしていたいですねという思いを込めて、アルバムの『ホタル』と冬のコンサートを合わせて「雪蛍」という造語を作りました。僕もお客さんも一緒に汗と涙を流して、「明日から頑張ろう!」と思っていただけるようなライブにしたいです。

―去年の9月に美深町の観光大使に就任されましたが、この1年どんな活動をしてきましたか?

今年の9月にバスでファンの方々と美深町に行って桜を植えました。桜は開花するまで3~5年ほどかかるのですが、参加した人も自分が植えた木だから親心が芽生えて様子を見に行きたくなると思うんです。だから、「僕と参加した人たちが美深町とずっと繋がっていきますように」という願いを込めて桜の植樹をしました。1回きりではなく、ファンの方にはこれからも美深町に遊びに来てほしいと思っています。

―今後、大使としてやってみたいことはありますか?

広大な天塩川をカヌーで下ることができるのですが、カヌー作りもできるんです。美深町は林業が盛んで、クラフトというお皿代わりになるものやコップ、学習机も作れて作り方を教えてくれる人もいます。木を活かして、木のぬくもりや自分でものを作ることの楽しさを子どもに教えているので、ファンの方にももの作りの楽しさを体験してもらいたいなと思っています。美深町含めた近郊の町では子どもに幼稚園の3年間町に通ってもらって学習机を作る体験もできるのですが、おじいちゃんおばあちゃんに学習机をプレゼントされることも嬉しいけど自分で作った机で勉強するのも嬉しいことだと思うので、みなさんにも体験していただきたいです。

―美深町の観光大使になる前となった後で、美深町の印象は変わりましたか?

自分の生まれた町をなんとなく生きている人は多いと思いますが、美深町の人たちは郷土愛の強い人が多いと思います。人口は決して多くないけれど、木や川などの自然を活かして人間らしい季節の移り変わりを感じていてる、すごく素敵な人たちだと思うようになりました。

―7月にラジオのレギュラー番組FMノースウェーブ 「桜庭和のMorning Set」が4周年を迎えましたが、一番思い出に残っているエピソードを教えてください。

土曜日の朝10時から始まる番組なのですが、土曜日の朝ってラジオ局に人があまりいないので、僕が局に入る時は僕の番組のディレクターが鍵を開けてくれました。ディレクターは札幌市外に住んでいるのですが、ある日電車が何かのトラブルで止まって来れなくなってしまい、僕が局の中に入れないということがありました。なんとか連絡を取ってくれたみたいで、他のディレクターさんが来てくれてやっと中に入れたのですが、マイクの前に座ったのが9時50分くらいでした。10分後には番組が始まるのに打ち合わせをしていないし、「何を話せばいいんですか?」という状態だったのですが、平静を装って本番を迎えたのが思い出に残っています。

―桜庭さんにとって今年の秋は「何の秋」ですか?

食欲の秋と見せかけて、スポーツの秋にしようと思っています。スポーツは野球を高校生までやっていました。朝に中島公園の周りを30分くらい走ってるのですが、少し筋肉痛です(笑)

―たくさんのテレビCMのタイアップをされていますが、このCMの曲をやりたいという企業はありますか?

11月12日に野口観光第二名水亭で「デビュー11周年記念コンサート&パーティー」を行うのですが、僕は温泉が好きなんです。野口観光さんでもたくさんライブをしているので温泉の歌を歌って、温泉に入れたら嬉しいと思っています(笑)

―桜庭さんにとって「音楽」とはなんですか?

プロフェッショナルみたいな質問だね(笑)。人と人との共有物だと思っています。CDを聴いて、僕が歌で届けたいことがファンにも届けば感情を共有できると思います。ライブは歌い手だけがやっているように見えますが、必ず受け取ってくれる人がいて笑ったり泣いたりしてくれるので、ライブはお客さんと一緒に作るものだと思います。

―今後の活動目標を教えてください。

歌い続けることは絶対に変わらない目標で、還暦を迎えても白髪でも歌っていたいです。ただ続けるのではなく、聴いてくださる人たちが僕の曲を新鮮に楽しめるように、今回のアルバムのように誰かと一緒に曲を作ったり、新しいことに挑戦してみたりと、いろいろとチャレンジを重ねて自分自身も楽しく歌と向き合っていきたいと思います。

桜庭和

桜庭 和
Hitoshi Sakuraba

北海道美深町生まれ、江別出身。北海道を中心に活動しながらも、「ボーダレスな歌声」、「温かく、胸躍る楽曲」、「誰でも楽しめるステージ」が全国各地で幅広い年代の層に愛されている。数多くのテレビCMとのタイアップ、ラジオ番組のDJや俳優として主演を務めるなど幅広く活動。’15年9月に「美深町初代観光大使」に就任。

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5/5…Next Vol.1
¥1,944(tax in)
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桜庭 和
Special Live2016
【雪蛍~ユキホタル~】

12/11(日)札幌・道新ホール

桜庭和オフィシャルサイト「和の輪」

 

取材を終えて…

ch STAFF
北海道
かりんりん
高3
音楽の話はもちろん、観光大使をされている美深町の魅力や、私も住んでいる江別市の話も聞くことができて楽しかったです。いくつになっても、桜庭さんには江別一番の有名人として活動していてほしいです!
ch STAFF
北海道
みーりーか
高3
桜庭さんは優しい方で、取材を通して人柄の良さが伝わってきました! ラジオのレギュラー番組の思い出が1番印象に残っていて、生放送前のハプニングという貴重なお話を聞くことができて良かったです。
ch STAFF
北海道
かほ 高2
桜庭さんへのインタビューは2回目ですが、今回もいろいろなお話を聞くことができて楽しかったです。スポーツの秋、私も楽しもうと思います(笑)。12月のコンサートも観に行きたいです!

 
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桜庭和