仕事のやりがいは見つけたもん勝ち! 学天即の四条さん&奥田さんに高校生インタビュー

学天即

学天即のおふたりにch高校生スタッフがインタビュー。

高校時代に考えていた意外な進路、『M-1グランプリ』や漫才に対する思いなど、熱いお話しぶりに引き込まれました!

よしもとTALK

学天即

四条和也さん
芸能界は厳しいけど、無事で一生を終えたい。
奥田修二さん
今年こそ『M-1』でチャンピオンになる!

 

漫才に目覚めたきっかけは
『M-1グランプリ』

 
▶︎ 高校生の時からお笑いに興味はあったのですか?

奥田 自分がやるとは思ってなかったけど、興味はあったね。特にナイナイ(ナインティナイン)さんは昼のテレビ出てる時は明るい前向きな発言をする人なんやけど、夜のラジオになったらすっごいブラックなこと言ってて。そういう表も裏も出してるところが好きでしたね。

四条 当時は『ダウンタウンのごっつええ感じ』が流行ってたから、それを兄ちゃんの横で一緒に見てるぐらいの感じで、そんなに熱を入れて好きということはなかったね。

▶︎ では、おふたりともお笑いとは別の進路を考えていたのですか?

奥田 うん、全然別。僕は家が造園業やから植木屋さんになろうと思ってた。高3の2学期ぐらいには建設系の専門学校行こうって決めてたね。

四条 僕は元々教師を目指していたから大学に進学したの。だから、中学校の社会と高校の日本史と世界史の教員免許を持ってます。

▶︎ そこから、なぜ芸人になろうと?

奥田 2年で専門学校を卒業して、植木屋さんをやって2年目に、周りの友だちは大学4回生で就活してが自分の将来の話をしているわけ。それに刺激を受けて、「どうする俺?! 植木屋以外でなんか興味あることないか?」って、もう1回人生について考えるようになって…。その頃、『M-1グランプリ』を見て、「漫才面白そうやな」って思ってね。だから、お笑いやろうと思ったきっかけは完全に『M-1』!

四条 僕は教育実習で行った母校の中学がすごい荒れてて。中1の担当やったんやけど、中1のヤンキーにカツアゲされたのよ。もうむっちゃ怖なって、それで教師が嫌になってね。お笑いは興味なかったんやけど、ちょうど、『M-1』で笑い飯さんとフットボールアワーさんを見て、めっちゃおもろいしカッコええなと。それで、今に至るみたいな感じやね。

奥田 特に笑い飯さんはモテない中高時代を送ってた俺らにダイレクトに届いたのよ。うわ~こういうこと口に出せへんかったけど同じこと考えてたわ~!って。でも、好きな『めちゃイケ』にどうやったら出演できるかわからんかった。その時、笑い飯と俺の感覚はそんなに遠くないし、『めちゃイケ』と笑い飯もそんなに遠くないやんって思ったの。笑い飯が「めちゃイケ」と俺の間にポーンって入ったことで、『めちゃイケ』が近づいた気がして、もしかしたら俺もイケるんじゃないかって思ってね(笑)

▶︎ ところで、おふたりが仲良くなったきっかけは?

奥田 中高と同じ学校に行ってたけど、友だちじゃなかったの。高校卒業後の夏、プールの監視員のバイトで再会したんよ。ギャル男ばかりの中、俺らだけ周りから浮いてて。そのへんから仲良くなったんよね。

四条 そう、こいつの家によく行くようになって。『M-1』も一緒に見てたし、気がついたらふたりで漫才やってました(笑)
 

漫才始めて5年ぐらい経って
やっと真剣にネタを考えるように

 
▶︎ 学天即さんの漫才は身近に感じるネタが多いなと思ったのですが、意識はされていますか?

奥田 最初からそうじゃなくて、12年ぐらいやっているうちに自然とそうなっていったというか。昔はもうむちゃくちゃスベってたんよ。ネタっていうもの自体を全然分かってなかったから。

▶︎ どのように今のスタイルになっていったのですか?

奥田 5年ぐらい経った時に、どうやったら笑いとれるんやろって、真剣に考えるようになってね。野生爆弾さんみたいに、ド頭でぶっ飛んだこと言うて受け入れられる人もいるけど、俺らは多分無理やな、身近なネタにいくしかないやろって感じになっていったね。

四条 初期の頃は漫才やってる時に相方の方ばっかり見てたんやけど、お客さんの方に向かって問いかけたらみんなで共有できるし、笑ってくれるっていうことに気づいて。そこから変わってきましたね。

 

たとえどんな仕事でも
やりがいを見つけたもん勝ち!

 
▶︎ おふたりにとって、お笑いの仕事とはどういうものですか?

奥田 アドリブっぽく見せてるけど、10分漫才やるのに1時間以上練習して、そのネタ作るには5時間から2日ぐらいかかることもあるんよ。だからお笑いの仕事は、人前に立ってる時より、それまでが仕事って気がするね。

四条 しんどいけど、達成感はすごい得られるしやりがいはある。舞台に立つ前は緊張もするし、「なんで俺こんな世界に入ったんやろ…」とか思う時あるけど、終わってみたら楽しかったなって。お笑いの仕事はそれの繰り返しかな。

▶︎ 最後にやりたいことが見つからなかったり、自分の将来に不安を感じている高校生にアドバイスをお願いします。

奥田 「やりたいことできてイイですね」とかよく言われるけど。めちゃめちゃ反論したくなるね。やりたい仕事なんかこの世にないって!って思うから。でも生きていくためには仕事しないといかんやん。やりたいことが見つからなければ、何とかするしかないね。たとえやりたくないものの中からでも、“やりがい”を見つけるのよ。それを見つけたもん勝ちやと思う。

四条 ずっと実家に暮らしとったら、親に甘えて停滞してしまうからね。「早めにアメリカ行け」って孫正義氏が言うてましたよ。早めに自立するとか、どっか行くべきやって。あの人が言うから間違いないと思う(笑)。

 

学天即

学天即

2005年9月にコンビ結成。2012年、第1回ytv漫才新人賞準優勝。NHK「第42回上方漫才コンテスト」準優勝。2013年、第2回ytv漫才新人賞準優勝。NHK「新人演芸大賞」優勝。2014年、第49回上方漫才大賞新人賞受賞。2015年、第4回ytv漫才新人賞優勝、第50回上方漫才大賞奨励賞受賞。
吉本興業株式会社 芸人プロフィール | 学天即

四条和也(よじょうかずや)
写真左。1981年7月30日生まれ、兵庫県宝塚市出身。

奥田修二(おくだしゅうじ)
写真右。1982年3月3日生まれ、兵庫県宝塚市出身。
 
京都国際映画祭2016
「KYOTO INTERNATIONAL FILM AND ART FESTIVAL 2016」

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会期:10月13日(木)~10月16日(日)
http://kiff.kyoto.jp/
 
タナからイケダから学天即
日時:10月29日(土)18:30開場/19:00開演
場所:よしもと祇園花月
出演者:学天即、タナからイケダ ほかゲスト
チケット:前売1,500円/当日2,000円
チケットよしもと予約問合せダイヤルTEL: 0570-550-100
音声自動応答24時間受付(※お問合せは10:00~19:00)

 
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取材を終えて・・・

ch STAFF
関西
ゆき 高3
四条さんのボケのあとにくる、奥田さんの鋭いツッコミが的確で、次はどんなツッコミ?次は?次は?と、次のツッコミと展開が気になっていくところが、見た人を学天即さんの漫才に釘付けにさせるなと感じました!
ch STAFF
関西
あやみ
高2
初めての取材ですっごく緊張していましたが、取材中のお二人の掛け合いが漫才のような雰囲気で、少し緊張がほぐれました。ひとつひとつの質問に丁寧にお答えいただく度に、学天即さんの仕事に対する真摯なお気持ちが伝わってきました。

 
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