大阪発 “負け犬ロックバンド” ReVision of Senceに高校生が共感してまう理由とは…

ReVision of Sence

2ndミニアルバム『八面楚歌』をリリースし、全国ツアー中のReVision of Sence。

高校生も共感できる逆転の発想や独自の姿勢について、河井さん(Vo.)と偉町さん(Gt.)がch高校生スタッフにやさしく語ってくれました。

L→R 偉町大介さん、河井教馬さん
ch STAFF KIRA 高1/ゆきえ 高2/ういこ 高2

インタビュー

ReVision of Sence

アーティストというより
一般人として歌う

 
▶︎ “負け犬ロックバンド”と掲げているのはなぜですか?

河井 アーティストというより一般人として歌っていたいから。“負け犬” が一番しっくりくるし、そういう立ち位置で少しでも何かを変えていきたくて。

▶︎ 河井さんが思う“負け犬”とはどういう存在ですか。

河井 毎日うまくいかないなぁ、生きるのが難しいなぁって思ってるような、満たされない人すべて。僕も高校の時、クラスの中心になれず、友達もいなくてみんな何が面白いんだろう?って、けっこうひねくれてました(笑)

▶︎ このバンドで大切にしていきたいと思っていることは何ですか?

河井 裏も表もある “人間らしさ” ですね。例えば、電車で席に座っている時、前にお年寄りの方が立ったら席を譲るという行為。正直、僕はそうしたくないんです。僕も疲れてるし座りたい。心の中で、同じ金払ってるのに何で席代わらなあかんの? って思いつつ、小さい人間だなっていう自己嫌悪もあるから、やっぱり代わろうかなって思う。そういう葛藤を歌ってる方が僕たちらしいと思ってます。

▶︎ なぜそんなふうに考えるようになったのですか?

河井 多くのアーティストは、“席代わろうよ、その方がみんなハッピーになれる” って歌うと思うんですけど、そういう型にはまった価値観の歌ばかりではしんどくなってくるんですよね。善い人ぶるより、もっとあるがまま、そこでもがき苦しんでいる人間のことを歌っていたいんです。
 

挫折しない人間はいない
悔しさから本質を見出す

 
▶︎ 2ndミニアルバム『八面楚歌』の中で特に高校生に聴いてほしい曲は何ですか?

河井 『願いが叶う時』。高校3年生ぐらいになると人生の岐路に立つと思うんですよ。僕もその時の選択があったから、今があるんですけど。いまだにこの道で良かったとは言い切れないから、その葛藤を書いています。

偉町 『Yeah!めっちゃナンマイダ』。ムカつくことやイライラしてることも我慢することが大人やと思ってたんですけど、ムカつくことをムカつくって言う方が人間らしいかなっていう曲です。

▶︎ 最後に、試験などで挫折して再挑戦することが怖かったり、行き詰まっている高校生に何かアドバイスをお願いします。

河井 挫折しない人間っていないんですよ。僕はインターハイに出て当たり前というような高校で部活をやってて、3年生の最後の大会の地区予選で負けたんです。中学時代を含めたら6年間ずっと青春を捧げてきたものでは、何ひとつ結果を出せなかったんですよね。だから挫折感というのはすごい分かります。その時に“悔しい!”っていう気持ちが生まれる。今の世の中、その悔しさを紛らわす方法はいくらでもあるけど、逃げずに全て自分で受け取るべきです。何が悔しくて、どうしたいのかっていうことを自分に問いかけてみてほしいですね。悔しければ悔しいほど、すごく本質的なものを見出そうとするんですよ。それが一番自分のためになるんじゃないかな。

偉町 僕は何かに一生懸命になって失敗したりすることがダサいと思って、すごく中途半端に生きてきたんです。でも、前のバンドが解散した時にすごい後悔して。失敗してもええから後悔はしたくない。もう1回一生懸命になってみようと思って、このバンドをやり出しました。失敗してもダサくないから、高校生のみんなも怖がらずに挑戦してほしいです。

 

ReVision of Sence

ReVision of Sence
リビジョンオブセンス

上村元隆(Ba.)、嘉藤康介(Gt.)、河井教馬(Vo.)、偉町大介(Gt.)、辻友遥(Dr.)からなる5人組バンド。2012年に結成され、大阪を拠点に活動。2016年8月17日、2 n dminialbum『八面楚歌』をリリース。9月10日から 2ndミニアルバムリリース記念ワンマンツアーが開催。


八面楚歌
¥2,160(tax in)
now on sale

ReVision of Sence OFFICIAL WEBSITE

 

取材を終えて…

ch STAFF
関西
KIRA
高1
私は、リビジョンさんの曲を聴いて共感したものがたくさんあります。みなさん、普段口にはしない裏の部分があると思いますが、それをリビジョンさんは歌で伝えていてすごいなと思います。私も河井さんみたいな高校生なので、私やリビジョンさんの気持ちをリビジョンさんの曲を通してもっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。
ch STAFF
関西
ゆきえ
高2
とても真剣に貴重なお話をたくさん聞かせていただきました!中でも「いい人にならなくてもいい!」というお言葉がとても印象的で、いろいろ上手くいかず、悩んでいる自分にとても響きました。
ch STAFF
関西
ういこ
高2
リビジョンさんの曲に共感してしまうのは、人間の綺麗ではない裏の気持ちをありのままに表現しているからなのだとわかりました。また、どうでもいいことに対して真剣に考えたり、リビジョンさん自身の”負け犬”という言葉の意味の捉え方など、個性的な考え方に驚きました。悔しいことから逃げずに全てを受け止め、何が悔しいのか、これから何がしたいのかを自分自身で考えることが大切だというお話は目を洗われる思いでした。

 
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