指先を美しく見せることで、さりげない仕草までも美しく演出する「ネイリスト」のシゴトとは?

ネイリスト
シゴトFILES vol.17

ネイリスト

指先の手入れで、すべての所作を美しく見せる、美の演出家

 

「美意識は爪に出る」なんて言葉を聞いたことがある。

誰が言ったかはまったく覚えていないが、まさにその通りだなと感じる。

美意識というか、爪が汚いやつとか伸び放題なやつなんかを見ると気持ちが滅入るので、単純に清潔感の問題である。男性である私ですら、自分の爪が伸びていたら落ち着かなくなってそわそわするくらいなので、美しさを追求する女性にとって爪の手入れは欠かせないことなんだろう。

どうでもいいが、私も個人的に女性の指先に興奮する…いや、関心を持つタイプなので、何もしていない爪よりも、しっかりとケアされている爪に、外見はもちろん内面の美しさをも見出してしまう。

また、手元というのは日常で自分自身が目にする機会が多い部位なので、キレイにしていると気持ち的にも上がるのではないだろうか。つまり「ネイリスト」という仕事は現代社会に必要不可欠な職業なのだ。

「ネイリスト」の仕事として、つけ爪や爪自体にカラーリングやストーンなどの装飾をする「ネイルアート」ばかりをイメージする人もいるかもしれないが、基本は爪のケアである。

爪そのものが美しく健康でなければ、そこにどんなデザインを施してもマイナスにしかならないのだ。よって「ネイルケア」を筆頭に、カラーリングやリペアなど、専門技術を駆使してさまざまな手入れをしていく。

指先を美しく見せることで、さりげない仕草も美しく演出できるネイリストは、デートや旅行、自分磨きなど、普段よりもちょっと特別な自分になるためにネイルサロンへ訪れた客に、笑顔と生きる活力を与えるやりがいのある仕事なのだ。
 

プロを目指すなら資格を取ろう

 
ネイリストになるために必要な資格は特にないが、しっかりとした知識や技術があることの証明として「ネイリスト検定」を取得していたほうがいいだろう。独学でも学べるが、高校卒業後に専門学校で学んだり社会人をやりながらネイルスクールに通って勉強するのが近道。

特に美容系の専門学校などでは、実際にサロンでのインターンシップで接客も実践できたり、他学科とのコラボレーションでファッションショーなどを経験できたりするぞ。
 

技術だけでなく個性も売りにする

 
ネイルサロンや美容院、エステサロンなど就職先はさまざまだが、やはり目指すは独立開業。

最近はセルフネイリストも増えているので、多少の技術ではサロンとしてやっていけないだろう。コンテストでの入賞やネイル以外の部分の付加価値などをつけて、固定客をつかむ工夫も必要。

いかに個性的で質の高いサービスを提供できるかが勝負だ。
 

ネイリストになるには?


資格は必要ないため、独学でもなれる。しかしプロへの近道は資格取得なので、専門学校やネイルスクールでしっかりと基礎を学ぼう。

 

こんな人が向いている!


ネイルの技術は日々進化しているので、好きであること、勉強熱心であることは重要。手先が器用で細かい作業が得意という人には向いている。

 
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文と絵:デヴォン山岡 
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