世界最高峰のヴァイオリニストなのにお茶目 ヴァスコ・ヴァッシレフさんに高校生インタビュー

ヴァスコ・ヴァッシレフ

9月16日に札幌でのコンサートを控える世界的ヴァイオリニスト、ヴァスコ・ヴァッシレフさんにch高校生スタッフが英語にチャレンジしながらインタビュー!

クラシックをベースに、J-POPの名曲などさまざまな音楽を超一流の技術で奏でるヴァスコさんのコンサートは、高校生も絶対に楽しめるのでぜひ体験してみて!

ch STAFF ウッキー 高3/かほ 高2

インタビュー

ヴァスコ・ヴァッシレフ

4歳から始めたヴァイオリン
やめたいと思ったことは一度もない

 
―何歳からヴァイオリンを始めたのですか?

父がヴァイオリニストで母がピアニストなのですが、4歳の時に両親に「ヴァイオリンとピアノのどっちを演奏したい?」と言われてヴァイオリンを選びました。

―7歳でCDデビューをして小さい頃から多忙だと思いますが、学業との両立はどのようにされていましたか?

スポーツの世界でもそうだと思いますが、学業よりもヴァイオリンのほうに集中できる環境にいました。なので、他の生徒と一緒に授業を受けるのではなく先生と1対1で授業を受けていて、試験などがある際に学校に行っていました。10歳になった時にロシアのモスクワ中央音楽院に通い始め、数学や国語の勉強もありましたが、他の学校と比べると授業は少なく、音楽に集中できる環境でした。

―ヴァイオリンをやめたいと思ったことはありますか?

ヴァイオリンのおかげで他の子たちができないような特別な経験をしてきて、自分のアイデンティティや特別さも感じられる幸せをもたらしてくれたので、やめたいと思ったことはありません。

―子どもの頃のエピソードを教えてください。

両親も若かったので、僕をいっぱい練習させて疲れさせて8時には寝かしつけて、街に遊びに出ているようなことがありました(笑)。僕は早く寝るので朝4時30分には起きてしまって、まだ寝ている両親を起こす方法として朝からヴァイオリンを練習していました。

―音楽をやってきた中で一番嬉しかったことはなんですか?

万単位の規模からいろいろな環境で演奏してきていますが、人数に関係なく演奏している時に、皆さんが僕の奏でる音楽を心から感動し愛してくれていることを感じた時が一番幸せです。

―演奏の時に心がけていることは何ですか?

音楽は、聴いてくださる人に喜びや悲しみを感じてもらうこともできれば、何かを思い出させてくれたり、映画で使用されている曲を演奏すると内容を思い出したり、皆さんの感情に直接触れることができるパワフルさがあると思います。最高のテクニックで演奏するというところもありますが、それ以上に音楽は人と人を繋げ心にまで届くものなので、聴いてくださる方々の心に伝わるものを奏でようと心がけています。

―尊敬している人はいますか?

著名人だったりアーティストの方はたくさんいるので1人の名前を挙げるのは難しいですが、僕はファッションが好きなので日本のデザイナーさんです。三宅一生さんや山本耀司さんとか。あとはアスリートの方々です。アスリートとして活動できる期間はアーティストよりも短く、その期間のためにたくさんの時間を費やして練習しているのでそういった部分を尊敬します。オリンピックを観ていてもすごく感じました。
 

好きな日本食は白子ポン酢!
ヴァスコさんの思う日本とは?

 
―日本の文化に驚いたことはありますか?

日本には何回も来ているので今はそんなに驚くことは少ないですが、ウォシュレットはおもしろいです(笑)。ウォシュレットは日本だけのものなので、いろいろな国を回る時に「この国にもあればいいな」と思います。

―日本の好きな場所、好きな日本食を教えてください。

初めて訪れる場所が好きな場所になるのでそのたびに変わりますが、今は島根と宮島(厳島)です。来年は雪が降っている時にニセコに行ってパウダースノーを楽しみたいです。ニセコの雪質は世界でも一番と言われていて、「シャンパンパウダー」と言われているんです。好きな日本食は白子ポン酢や寿司、あと生のカニのお刺身です。カニみそも好きです。

―日本の高校生はどんな印象ですか?

今回、札幌の高校に訪問する機会があって感じたのは、勉強だけでなく音楽やスポーツにも積極的に力を入れて活動していて感心しました。ぜひこのまま頑張り続けてほしいと思います。

―コンサートを楽しみにしているお客さんへメッセージをお願いします。

前回札幌でコンサートをした時のお客さんも最高だったので、今回もとても素晴らしいコンサートを行えればと思っています。プロモーションで札幌市内をいろいろと回っているので、新しく出会った方々もコンサートに来ていただくのを楽しみにしています。なにより僕のコンサートには年配の方々だけでなく小さいお子さんも観に来てくれるので、世代関係なく皆さんと楽しい時間を過ごせるのを楽しみにしています。

 

ヴァスコさんの三大スゴイ!

1.振り幅がスゴイ!
クラシックを極めながらも、他の音楽ジャンルのアーティストとも積極的にコラボレーション。ヴァイオリン1本で、ジャンルも世代も国境も人種も越えて、音楽の楽しさを伝えています。ちなみに今回のインタビューの直前には、札幌市内の高校吹奏楽部と幼稚園を訪問。気軽にセッションを楽しんでいました。

ヴァスコ・ヴァッシレフ ヴァスコ・ヴァッシレフ

2.日本好きがスゴイ!
インタビューからもわかるように大の親日家で和食も大好き。アルバム『ビューティフル・ソングス』では、松任谷由実さんやDREAMS COME TRUEなど日本の女性歌手の名曲をカバー。映画『ファインディング・ドリー』日本語吹替版のエンディングソングでは八代亜紀さんともコラボレーションしています。


ビューティフル・ソングス

3.茶目っ気もスゴイ!
クラシックというと荘厳で凛々しいイメージですが、普段のヴァスコさんはユーモアがあって、とてもお茶目。インタビューには、カレー(魚のカレイのダジャレ)のTシャツで登場!

アーティスト写真だと、まさに完璧主義者って感じ。睨まれたら動けなそう…

アーティスト写真だと、まさに完璧主義者って感じ。睨まれたら動けなそう…

でも普段は気さくでこんな感じ。Tシャツ見えるかな?

でも普段は気さくでこんな感じ。Tシャツ見えるかな?

ヴァスコ・ヴァッシレフ
VASKO VASSILEV

ブルガリア出身。神童として注目され7歳でアルバムデビューを果たし、10代にして数々の国際コンクールを制覇。23歳で史上最年少の若さで英国「コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス」の第一ソロコンサートマスター(ロンドン最高地位のコンサートマスター)に就任。近年では日本での活動も多く、数々の映画の音楽に参加している。
 
ヴァスコ・ヴァッシレフ
ヴァイオリンコンサート2016

ピアノ:田中拓人
日程:2016.09.16(Fri)
会場:札幌コンサートホール Kitara 小ホール
OPEN : 18:30
START : 19:00
料金:¥4,000(全席指定)
【チケット取り扱い】Kitara チケットセンター / ぴあ(307-387) / ローソンチケット / イープラス
【INFO】オフィス・ワン TEL:011-612-8696(平日10:30~18:00)
 
国内未発売作品にボーナストラックを追加収録したアルバム『Free Japan Edition』が9月21日リリース!

Free Japan Edition
¥2,500(tax in)
9/21 on sale

ヴァスコ・ヴァッシレフ JAPAN OFFICIAL WEB SITE

 

取材を終えて…

ch STAFF
北海道
うっきー
高3
演奏している動画を観せてもらったのですが、とても楽しそうに演奏してるのを見て私も楽しくなって「音楽はすごい!」と思いました。4歳からヴァイオリンをやっているのにも関わらず1度もやめたいと思ったことがないのはすごいことだと思います。コンサート楽しみです!
ch STAFF
北海道
かほ 高3
言語の違いもあり、なかなか新鮮なインタビューでした。通訳さん無しで英語でスムーズにインタビューが出来れば…と少しもどかしかったです。英語をもっと勉強したくなりました。ヴァスコさんが着ていたカレーTシャツがとてもユニークで可愛かったです(笑)。コンサートには誕生日の母を連れて行きます!

 
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ヴァスコ・ヴァッシレフ