プロ意識の高い「ホテリエ」は、有名人のプライベートを決してTwitterに書いたりしない…

ホテリエ
シゴトFILES vol.15

ホテリエ

究極のホスピタリティを持つプロ集団

 

ホテルを利用する宿泊客が快適に過ごせるように、ありとあらゆるサービスを行う「ホテリエ」という仕事。その内容はフロントやベルスタッフ、ハウスキーピング、レストランサービスなど、さまざまな部門や業務に分けられる。

誰もが、旅先のホテルに宿泊した際に、ホテリエの方々によるきめ細やかな対応や心遣い、そして優しい笑顔に感心させられた経験があるはず。ホテルの印象はホテリエの接客にかかっている。そして、そのホテルでのひとときが旅の思い出の1ページになるのだ。

年齢も性別も、国籍までもが異なる多くの人々が利用するホテル。そんなすべての人に気持ちよく過ごしてもらうことがホテリエの使命だ。

宿泊客が求める要望にいち早く確実に応えることができる「対応力」と客を安心させる「笑顔」を併せ持った、まさに接客業におけるホスピタリティの極みともいうべき職業なのだ。

 

有利な資格を取得し
自分の武器にすべし

 
ホテリエになるために必要な資格は無く経歴もさまざま。大学や観光系の専門学校などを出て就職する人や他の職業からの転職で働く人もいる。また、アルバイト契約を経て正社員登用で採用されるケースもある。しかし、業務をこなす上で「ホテルビジネス実務検定」や「ホテル実務技能認定試験」、「レストランサービス技能検定」、「サービス接遇実務検定」などを持っていたほうが有利なのは言うまでもない。

特に、国際化が進むいま、海外からのビジネスパーソンや観光客は増加傾向にあるため、それに対応できる語学力は必須。大手ホテルへの就職を目指すなら、英会話力はしっかりと身につけておくべきだろう。
 

ホテリエの難しさとやりがい

 
ホテリエは、常に客の動向に目を配り、客が何を求めているかを読み取る洞察力が大事。また、言葉遣いやマナーなど接客における洗練された立ち振る舞い、さらに多くの人とコミュニケーションを取ることから、まざまな話題に対応できる幅広い知識も求められる。

まさに努力無くして到達できない厳しい世界だ。しかし、客が求めるベストなタイミングでその要望を叶え、感謝されたときはこの上ない喜びを感じるはず。厳しい世界だからこそ、そのやりがいも大きいのだ。
 

ホテリエになるには?


観光系専門学校で接客マナーを身につけ、さらに「ホテルビジネス実務検定」や「サービス接遇実務検定」「TOEIC」などを取得すれば有利だ。

 

こんな人が向いている!


「人の役に立ちたい」という気持ちが大事。接客業に喜びを感じる人や日頃から礼儀・言葉遣い・気配りを大切にしている人には向いている仕事だ。

 
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文と絵:デヴォン山岡

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