面白く働き、面白いものをつくる 面白法人カヤックの柳澤社長に高校生がインタビュー

面白法人カヤック 代表取締役 CEO 柳澤 大輔さん

ちゃんりおメーカー」をはじめ、ユニークなサービスを生み出すクリエイター集団、その名も“面白法人”カヤックの柳澤社長にch高校生スタッフがインタビュー!

※この記事はch FILES 2015年10月号(9/20発行)に掲載したものです。内容や数字は掲載当時のままです。

社長に会いたい 第6回

面白法人カヤック
代表取締役 CEO 柳澤 大輔さん

会社のコンセプトは?

まず「組織」としては、会社を作った時点で既に決めていました。毎月サイコロを振ってお給料(基本給とは別の+αの給与)を決めたり、クリエイターがフラットで肩書もなく、面白く働ける会社でありたいという思いを込めた環境づくりもその一環です。

「事業」としては、面白いものを作ろうということに一貫しています、最近だと「ちゃんりおメーカー」だったり、過去には声優になりたい人たちに向けたもっとマニアックなサービス「koebu」を作ったり。

経営理念として「つくる人を増やす」というのが大元にあるんだけど、学校でもきっとそうでしょう? 生徒会をやったりして、自分たちでルールを作ると楽しくなる。

会社も同じだと思うから、つくる側の人を作るために、カヤックでは1つの問題に対して何でも自分のこととして一生懸命考えて、お互いを否定せずにアイデアを出す“ブレーンストーミング”という会議をしています。

学生時代の友人3名で起業したのはなぜですか?

僕らは“何をするかより誰とするか”だと思っています。例えばサッカーでも、ワールドカップ優勝というのが目標にあるとすれば、個々の能力を活かして戦おうとする考えもあれば、チームワーク良く戦おうという考えもあると思うんですが、僕らはどちらかと言うとチームワークを重視したからでしょうか。

起業は早い方が良いですか?

僕が起業を考えたのは高校の時ですね。同級生の友人と。それからもう1人を大学で見つけて、大学1年の時から「(3人で一緒に)やろう」となって。

大学卒業時に、2年間は別々の経験を積んだらいいんじゃないかということで僕がサラリーマンになり、1人が大学院に進学、もう1人がアメリカを放浪して、2年後に集結したんです。

もちろんその経験は今でも役立ってはいますが、スポーツと同じで、社長という職業に関して言えば、早い方が良いなと僕は思っています。

高校生の頃、自分は何に向いていると思ってました?

当時は何も考えてなかったですね。起業も、ただ自分で何かやろうと思った結果で、その中で何をやるかは全然イメージがなかったですから。どんな仕事に就くかということも想像したこともなかったし。色々挑戦する中で自分は何が得意なのかが見えて来たのも30歳くらいになってから。

具体的な目標があれば到達するのは早いけど、なかなか1つに決め切れなかったりもするでしょう? だからそういう人は例えばカッコ良い人になりたいとかでもいいし、漠然とでも目標があると良いのかなと思います。

高校時代、人より得意だったことは?

いま大人になって言えるのは、一生懸命頑張る力はありましたね。授業をちゃんと受けて勉強する真面目さや素直さ。バイトなど何に関しても真摯に取り組んで信頼されるようにしていました。人としての礼儀とでもいいますか、母親からは相手の気持ちを考えるようにと教えられて育ちましたね。でも、あとは特になかったですよ。

 

柳澤社長にお聞きした
社長になるために必要な3つのこと

  • ビジョン

    社長はスポーツで言えば勝利に導くための監督。「こういう会社にしたい」とはっきり言えないと、みんながついて来てくれない。

  • 公平さ

    必ずしも平等という意味ではなく、“やったことをちゃんと見てくれている”人である必要がある。厳しさも含めて。

  • 人が好き

    冷たい感じで誰もいない中、1人で戦っているよりも、やっぱり人間が好きで人に優しいほうが良い。

 

面白法人カヤック 代表取締役 CEO 柳澤 大輔さん

柳澤 大輔
’74 年、香港生まれ。小学3年生で帰国。’95年、慶応義塾大学(SFC)環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージック・エンタテインメントに入社。’98年、24歳で学生時代の友人ら3名で合資会社カヤックを設立。’05年に株式会社カヤック設立。’14年カヤックは東証マザーズ上場。
面白法人カヤック 
 
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取材を終えて

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きょうか
高3
ユニークで面白いことに、とても“真面目”に取り組まれていることに驚きました!
ch STAFF
へり 高3
カヤックのHPを覗いただけでも“会社”のイメージが覆ります!

 
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