「ファッションデザイナー」に必要なもの・・・それは“オトメゴコロ”?

シゴトFILES vol.11

ファッションデザイナー

感性や創造力を駆使して
流行の最先端を創る職業

 カッコ良くてオシャレできらびやかなイメージのファッション業界。映画やドラマなどでは、美人モデルやタレント、セレブなどに囲まれて豪華にパーティしているような姿もよく描かれるこの世界に、魅力を感じている人も多いだろう。中でも、流行の最先端を創りだす存在として人々を魅了する仕事が、ファッションデザイナーという職業だ。

 人気のアパレルブランドのデザインやモデルとのタイアップ、自分のブランドの設立、そしてファッションショーのランウェイでの喝采。誰よりもファッションに精通していて、自由気ままで、いとも容易く流行を操っているかのようなイメージのこの仕事。しかし、もちろんそんな華やかな舞台の裏では、地道な努力が必要なのは言うまでもない。

 いきなり流行になるようなファッションを生み出せるはずもなく、まずはトレンドやマーケットの傾向調査からはじまり、製品企画の細やかな戦略を立てデザイン画を制作。製品化するまでにはありとあらゆる地道な作業の積み重ねが必要なのである。

 

デザインだけでなくビジネス的な能力も必要


 ファッションデザイナーの仕事は、ターゲットの年齢や性別、ファッションの目的などのコンセプトを決めるところから始まる。

 トレンドや市場分析の情報をもとに、生地たカラーバリエーションなどを考え、デザイン画を作成。デザインが決まれば、次は型紙でのパターンメイキング、仮縫い作業などを経てサンプルの製造に入る。

 デザイナーは、最終的に製品となるまで関わることになるが、実際に作るのは工場の職人で、売るのはバイヤーや販売員の役割である。

 つまり、デザイナーはクリエイティブな力はもちろん、コンセプトや自身のデザインの良さを伝えるプレゼンテーション力、セールスプロモーションの力など、デザインをビジネスに繋げるさまざまな能力が必要なのである。

 

ファッションデザイナーへの道


 特に必要な資格などはないが、専門学校などで基礎を身に付け、洋裁技術検定やパターンメーキング技術検定などの資格を取得しておけばファッション業界への就職に有利だ。

 まずはアパレルメーカーやデザイナー事務所に勤務して、さまざまな経験を積んで実力をつけていくことが第一歩だ。

 

ファッションデザイナーになるには?


服飾系専門学校で基礎を学び、実際に洋服を作る上で必要な資格を取得。その後、アパレルメーカーに就職し、生産工程などを学びながら実力を磨こう。

 

こんな人が向いている!


ファッションが好きで常に流行を気にしているという人には向いている職種と言える。また、手先の器用さや世間が求めいているものを感じ取る感性も必要だ。

 
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文と絵:デヴォン山岡