お嬢ちゃんにはわからない?すべてがひとつになる「照明オペレーター」の快感

シゴトFILES vol.4

照明オペレーター

 

理想の明りを創り出すファンタジスタ


 演劇やコンサート、テレビ番組などに欠かせない照明演出を手掛けるのが照明オペレーターの仕事。ピンスポットなどのさまざまな照明やフィルターを使った無数の組み合わせで、理想の明かりを創りだす、華やかなステージの影の立役者だ。

 たとえば大きなコンサートなどでは、曲やステージ演出などに合わせて照明効果をプランニング。プランナーと数名のオペレーターがチームとなり、それぞれの役割で照明を担当。創り上げた光によって舞台と演者をさらに輝かせ、観客を感動へと導いてゆくのだ。

 もちろん、あくまでスポットライトが当たるのは演者であり、照明スタッフは決して観客の前に姿を見せることはない。しかし、照明なくしてドラマチックな演出効果は得られない。まさにステージにおける縁の下の力持ち的存在なのだ。

 

すべてがひとつになる快感とやりがい


 舞台作りはコンビネーションが大切だ。照明演出のプランニングには舞台監督や音響スタッフとの綿密な打ち合わせが必須なのはもちろん、舞台全体の演出効果を理解した上で、使用する器材のチョイス、セッティング、コンピューター制御を含む機器のオペレーションを行う。

 ステージは、照明、音響、そしてパフォーマンスと、すべての役割が三位一体になって、はじめて最高の輝きを見せることができるのだ。それぞれの役割で地道な努力を重ね、作品としてひとつになる瞬間を舞台のいちばん近くで味わえる。それこそが、この仕事の大きな魅力でありやりがいなのだ。

 

多彩なジャンルで求められる専門職


 ライブハウスや野外コンサート、演劇、ダンス、ミュージカル、ファッションショーなど、手がける作品のジャンルは多彩だ。オペレーターを目指すのであれば、どんな舞台にも対応できるように、基本的な光についての知識はもちろん、機材の保守・点検のための電気工学に電子工学も学んでおきたい。

 働き場所は、劇場やホールだけでなく、テレビ局や映画会社、照明専門のプロダクションと、さまざまな選択肢があり、実績を積めばフリーランスで活躍することも夢じゃない。

 

照明オペレーターになるには?


 必要な資格はとくに無いので、映像系の勉強ができる大学や専門学校で基礎を学び、映像制作会社などでアシスタントとして経験を積んでいこう。

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こんな人が向いている!


 視覚表現によって観客に感動を与えるからには、やはりイメージ力がある人に向いている。また、高所作業に対応できる身軽さも必要だ。

 
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文と絵:デヴォン山岡