人の魅力を引き出し美しく魅せる「メイクアップアーティスト」の可能性が広がりすぎ

シゴトFILES vol.7

メイクアップアーティスト

 

メイクのパワーで人の美しさを引き出す


 メイクアップアーティストは、誰もが「美」を求める現代社会に必要不可欠な職業。その人の顔が持っている魅力を引き出し美しく魅せる、美的センスとテクニックがものを言う仕事である。

 主に雑誌やテレビ、CMなどで、撮影のテーマやイメージに応じて、俳優や女優、モデル、タレントにメイクを施す。また、ヘアメイクやドレス・着物の着付けを行うこともあり、オシャレで華やかな仕事のように見えて、現場で待っているのはハードな裏方作業だ。

 プロのメイクは需要の高い仕事ではあるが、求められるイメージにそったメイクができる技術に加え、化粧品や肌に関する知識、撮影の長丁場に耐えられる体力がなければ、仕事として続けていくのは難しい。モデルを美しく魅せるために最善を尽くすことが使命の実力主義の世界なのだ。

 

経験を積んで目指すはフリーのメイクさん


 メイクアップアーティストに必要な資格はないが、未経験から目指すのであれば美容専門学校などで基本スキルを身に付けるのが近道。

 卒業後は、テレビや広告などメディアの仕事をするための専門プロダクションのほか、エステサロンや化粧品メーカー、結婚式場など、職場はさまざま。あらかじめヘアメイクやネイルなどの美容全般を学んでいれば、活躍の場も広がるだろう。

 まずは経験を積んで、知識や実力を身につけるのはもちろん、自分の仕事を認めてくれるような人脈を作って目指すは独立。フリーとしてさらに実績を重ねれば、個人事務所としてより大きな仕事を請け負うことも夢じゃない。

 
 

進化しつづけるメイクの役割


 最近は、さまざまな有名人のメイクで本人そっくりな雰囲気を作り出す「ものまねメイク」というジャンルも登場して話題になった。それがきっかけで、今まで気付かなかったメイクのパワーを知って、勇気と希望をもらった人も多いはずだ。

 また、老人ホームなどで高齢者にメイクを施し、キレイになった自分の姿を見せることでセラピー効果を得る「メイクセラピー」なども注目されているという。美しさを求める女性たちによるメイクへの関心の高まりだけでなく、その可能性はさらに広がっているのだ。

 

メイクアップアーティストになるには?


 専門学校で、基礎から美容に関する多くのジャンルの知識を得る。あとは業界での経験の積み重ねが重要だ。

 

こんな人が向いている!


 メイクやファッションが大好きであることはもちろん、女性をキレイにしたいという強い思いがある人には天職だ。

 
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文と絵:デヴォン山岡